分解が困難とされるダイオキシンや放射性物質のほとんどのものが、オゾン寄りの性質を持ったオキシダントの結合(酸素の二重の架け橋といわれている)により強力に結合されている。
地球は、その成長の過程でオゾン層が生成され、その存在により、大気はオゾンではなく酸素反応により安定されてきた。外界と遮断され、大気中自然界で「オゾン」の存在はなくなっている。
この酸素の存在から発生した私たち生命体には、このオゾン、オゾン結合物に対しての抵抗力が備わっていない。また、地球上の大気空間において、オゾン結合したものの分解は困難になっている。より反応性の高いオゾン結合から考察できることは、元素とされているオキシダントOは、O2ではなくO3寄りの性質であるとも考えられる。しかし、大宇宙空間においてオゾン結合されたものは、その分解が容易である。これは、地球大気中の物質運動力・反応力と、大宇宙空間の物質運動力・反応力に大きな差があることも表記できる。この物質運動力・反応力の大きな差は、その物質の大きさの異なり、密度差がキーワードになり、そのはたらき量の差は、分子レベルのものと、素粒子レベルの物質のはたらきの差として、今日の科学で証明されつつある。
大気圏内で分解が困難な物質の分解は、この超微粒子化された物質世界に期待することができる。
水の運動力によるあらゆるものの分解は、今日「超臨界水」プラントで実証されている。